総務省により携帯電話(スマホ)と回線契約のセット販売を終了するよう行政指導が入りました。
その背景にはセット割による実際価格の不透明化の改善、更にはスマホの割引料金を通信量に上乗せしているのではと懸念してとのことです。
総務省さん…言いたいことはわかりますが、結局は本体価格(現在のハイエンドモバイルは10万越えもざらにある)を消費者が払う事になり、負担が大きくなるのでは??と不安でいっぱいでした。
携帯電話料金の値下げなどを議論する総務省の有識者会合は17日、回線の契約を前提にスマートフォン(スマホ)代を安くする「セット販売」を法律で禁止するように求める提言を発表した。スマホの割引分を補うために通信料金が高止まりしていると判断した。割引によって複雑化した料金プランを分かりやすくする狙いもある。4月以降の法改正を目指す。
回線とスマホ代の分離を法律で義務付ける(17日、東京都千代田区)
携帯大手はこれまで、通信契約を前提にスマホ代を安くするプランが主流だった。ただ安くなる期間はスマホを分割で支払う2年間。2年を超えて同じスマホを使うと割引がなくなり、逆に支払いが増える仕組みだった。そのため多くの消費者は2年おきに最新のスマホに乗り換えていた。
引用[日本経済新聞」
イメージとしてはこんな感じです。
結局分離させてはっきりさせましょうね。ってことです。
実際にメーカー発表通り4割程度減るならいいですね(*^_^*)
ドコモ新料金プランの発表!!
選択はシンプルな2択!!
それぞれの違いは通信量と速度制限の違いだけ。
基本プランには
- 家族間国内電話通話無料
- データ通信
- インターネット接続サービス
がすべて含まれており、自分にあった通信料と、通話オプションを追加するだけです。
5月22日(水)受付開始で、6月1日(土)より提供が開始されます。
ギガホのプラン内容
- 毎月30GBまで速度制限なしで6,980円
- 家族回線3回線以上で、1,000円割引の5,980円 →今なら(2019年9月30日までの契約)6か月間4,980円
- ドコモ光とセットで永年1,000円割引の4,980円
- 30GBの容量超過後も、送受信最大1Mbpsで利用可能
ギガライトのプラン内容
- 通信量は使用容量によって変化→
- [~1GB]:2,980円 → [~3GB]:3,980円 → [~5GB]:4,980円 → [~7GB]:5,980円
- 通信容量超過後は、送受信最大128kbpsで利用可能
- 1GBの追加オプションや、変則的なスピードパックも設定可能
通話オプション
- 5分通話無料オプション:+700円
- かけ放題オプション:+1,700円
結局のところ、変更すべきかどうか?
一番気になるところは、今回の新プランが良いのかどうかという事だと思います。世間では「期待外れだ」とか、「大した安くない」との評価ですが…僕的にはそこまで悪くないように思います。ちなみに僕のような超ライトユーザー(ほとんどLINEとNetサーフィンのみ)の場合で検証してみました。
今回は現状のdocomo最強プランdocomo withとの比較です。
ちなみに申し込みは、2019年5月31日までとなっていますので、docomo withの検討の方はお早めに!!
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docomo withとのギガライトの比較
比較設定
- 通信容量1G-3G-5G
- プラチナステージ
- その他割引は加味しない
結果
【1GBプラン】
1GBプラン | docomo with | ギガライト 1G |
基本料 | ¥1,058 | ¥3,218 |
通信料1G | ¥3,132 | ¥0 |
インターネット接続サービス | 324 | ¥0 |
プラチナステージ | ¥-216 | 3000ポイント(250P/月) |
docomo with | ¥-1,620 | |
小計 | ¥2,678 | ¥3,218 |
差額で540円。ポイント相殺考慮で290円の差でした。
年間3,480円の差ですね。
【3GBプラン】
docomo with | ギガライト 3G | |
基本料 | ¥1,058 | ¥4,298 |
通信料3G | ¥4,320 | ¥0 |
インターネット接続サービス | 324 | ¥0 |
プラチナステージ | ¥-648 | 3000ポイント(250P/月) |
docomo with | ¥-1,620 | |
小計 | ¥3,434 | ¥4,298 |
差額で864円。ポイント相殺考慮で614円の差でした。
年間7,368円の差ですね。
【5GBプラン】
docomo with | ギガライト 5G | |
基本料 | ¥1,058 | ¥5,378 |
通信料5G | ¥5,400 | ¥0 |
インターネット接続サービス | 324 | ¥0 |
プラチナステージ | ¥-864 | 3000ポイント(250P/月) |
docomo with | ¥-1,620 | |
小計 | ¥4,298 | ¥5,378 |
差額で1,080円。ポイント相殺考慮で830円の差でした。
年間9,960円の差ですね。
やはりdocomo withに軍配があがってしまいますね。結果を見ると駆け込みでdocomo withに入るのが得策ではないかと思います。
何が安くなるの??
ギガホのプラン内容でお話しした割引を考慮すると…
ギガホのプラン内容
- 毎月30GBまで速度制限なしで6,980円
- 家族回線3回線以上で、1,000円割引の5,980円 →今なら(2019年9月30日までの契約)6か月間4,980円
- ドコモ光とセットで永年1,000円割引の4,980円
- 30GBの容量超過後も、送受信最大1Mbpsで利用可能
1つは割引をしっかりと考慮すると安くなります。単身、独身でも親との家族割りが適応できるので検討が必要です。
もう1つは…
おかえしプログラムが始まります
もう1つは機種代金です!!いままでの24回分割払いが→36回分割払いになることで、実質的な1か月の負担額が減るんです…
ちょっと待って!そんな詐欺みたいな言い分ある!??って思いそうですが、そこはドコモさん。しっかりと考えていますよ(*^^)v
ここが今回のポイントと、僕がそこまで評価低くないと感じたところです。
それこそ「おかえしプログラム」
このプログラムの特徴は36回払いのうち24回払い終えた時点で、返却すれば残りの12か月は支払い免除という事になる。
このプログラムの良い点は、
- プログラムの月額料金がない(¥0)
- 端末を返却するだけ
- ドコモを解約しても適応され続ける
他のメーカーだと機種変更が絶対条件なのと、月額がかかるものもあるんです。
au | ||
アップグレードプログラムEX | 48回払いで24か月以降で機種変更 | 390円/月 |
アップグレードプログラムEX(a) | 24回払いで12か月以降で機種変更 | 390円/月 |
softbank | ||
機種変更先取りプログラム | 24回払いで18か月以降で機種変更 | 300円/月 |
半額サポート for iPhone/Android | 48回払いで24か月以降で機種変更 | 0円/月 |
さらに…機種変更しないといけないのに、機種変更するにはスマホが壊れていたら弁償金が発生するんです。
ドコモも弁償金が発生する場合があるものの、docomoユーザーをやめて36か月まで支払いするという選択肢もあります。
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docomo withで機種変更(機種の更新)はどうしたら良いのでしょう??
僕もdocomo withの安さは理解したものの、プラン乗り換えした後の機種変更はどうなるのか気になっていました。
家電量販店のdocomoのプロの方に聞いたところ、「withは対象端末の際に適応されるので、おかえしプログラムの設定できる機種でwith対応が無いので無理」と言われました。それじゃ機種は自分でSIMフリーを購入かぁ…と考えていました。
しかし!!朗報が!!
できるんです!!多分www
docomoの公式ページに明言していないので確定ではないのですが…
ドコモ|おかえしプログラムの要項
プログラム加入時
受付窓口
ドコモショップ、ドコモ取り扱い店舗、ドコモオンラインショップ
条件
- 対象機種を、支払回数36回の割賦販売契約または個別信用購入あっせん契約によりご購入いただくこと。
- 対象機種ご購入時に、本プログラムにお申込みいただくこと。
[NTTドコモHPより引用]
つまり、対象となる機種を36回払いで契約し、その際にプログラムの申し込みをするだけ。ただそれだけ。
docomo withでおかえしプログラムは適応できるのか?
docomo withでは対象機種と同時申し込みが必要なのだが…
適応終了条件は以下の通り
以下のいずれかに該当した場合、前月末までの適用となります。
- 「docomo with」対象外端末への機種変更
端末購入補助(月々サポート・端末購入サポート等)を適用せずに定価で購入した場合やSIMフリー端末等のすでにお持ちの端末にSIMを差し替えて利用した場合は「docomo with」を継続適用- 適用条件(対象料金プラン/必須パケットパック)を満たさなくなった場合
- 回線解約
[NTTドコモHPより引用]
ポイントは端末購入補助(月々サポート・端末購入サポート等)を適応せずに購入した端末では継続適応するとしているところ。
総務省より分離プランへの変更・購入端末補助の禁止となる為、これにはあたらずdocomo withは継続適応となる模様です。
まとめ
現状ではdocomo withで契約して、機器はスマホおかえしプログラムで購入していくのが一番格安にすむでしょう。
ただし端末によってはしっかりと確認したほうが安い場合もあるので注意が必要です。
例として挙げると…
docomo36回 | オリコ36回(simフリー) | |||
iphoneXS | 3,582円/月 | 128,952円/総額 | 約3,380円/月 | 121,711円/総額 |
docomo36回(プログラム無し) | 楽天36回(simフリー) | |||
Google Pixel3a | 1,296円/月 | 46,656円/総額 | 約1,680円/月 | 60,497円/総額 |
i phoneXSなら、Appleストアでオリコローンで購入したほうが安上がりで、SIMフリーが手に入ります。
ちなみにGoogle Pixel3aなら、おかえしプログラムの適応が無い分なのか、Googleで分割払い対応していないせいかdocomo版の方が安くなります。docomoユーザーをやめる予定がないのなら、こちらの方がよさそうですね。