夏場のジメジメした時期が終わり、やっと部屋干しからも解放されました。
しかし北海道はすぐに寒くなり、天日干しでは間に合わずにまた部屋干しシーズンへと突入します(-_-)
暖房(火を焚く)がスタートしてしまえば部屋が乾燥するので部屋干しでも容易に乾くのですが、それまでの期間は日照時間も短いし温度も上がらず乾きづらい事があります。
そんな時に気になるのが匂いです!!洗濯槽の内側は湿った状態の時間が長く続くため、カビが発生しやすく匂いの原因にもなります。カビそのものがアレルゲン物質ですので咳などの原因となりますし、皮膚の痒みなどの症状の原因となります。
そこでしっかりと洗濯槽を掃除してもらいたいのですが…1度も掃除したことの無い方、フィルターくらいしか洗ったことの無い方は是非掃除すべきです!!はじめて掃除したときの衝撃たるや想像をはるかに超えます!!
是非掃除してみて下さい!!
洗濯槽を掃除する前に
洗濯槽クリーナーの種類
洗濯槽クリーナーには大きく分けて2種類あります。
A.酸素系クリーナー
B.塩素系クリーナー
A.洗濯槽【酸素系クリーナー】
酸素系クリーナーと呼ばれる、過炭酸ナトリウムが主成分の物です。
過炭酸→シュワシュワ→と想像できるかと思いますが、細かな気泡を発生させて浮かび上がらせてカビを取り除きます。
酸素系クリーナーは、40℃~50℃のお湯であらうと効果的と言われており、2~3時間以上つけ置きが必要になります。その後浮かび上がってきたカビをすくい上げる必要があります。さらに洗浄モードにすると洗濯槽内部の細かなカビなどもはがれてくるため、しっかりとカビの取り除き作業が必要になってきます。
一般的には酸素系の方が人体にも優しく洗濯槽も痛めづらいと言われていますが、殺菌力が弱く、つけ置きの時間がかかるうえにカビ取り作業の手間があるのが難点です。また、排水口の根詰まりが懸念される為ドラム式には使用できない場合があります。
B.洗濯槽【塩素系クリーナー】
塩素系クリーナーは、次亜塩素酸ナトリウムが主成分です。
次亜(ジア)と言えばわかる方も多いと思いますが、”ハイター”とよく呼ばれるやつですね。お風呂掃除なんかでよく使いますよね。主にカビを溶かして除去します。除菌効果はピカイチです。
塩素系クリーナーの使用方法は非常に簡単で、クリーナーを入れた状態で空洗浄するだけで良いです。みなさんも経験あるかと思いますが、ツンっと鼻にくる匂いが特徴的で1度のすすぎで匂い残りがある場合は、もう1度すすぎが必要になるかもしれません。殺菌力は強いですが薬液残りがあると肌荒れの原因になることがあります。
塩素系クリーナーは作用が強い分、薬液残りによる匂いや肌荒れ、洗濯物の色落ちの原因となりますので注意が必要です。使用方法や作業が簡便なのは良いです。半年~1年に1回くらいのペースで洗濯物を掃除する方はこちらの方がおススメです。
洗濯機のお掃除開始!!
フィルター類の掃除
いくら洗濯槽クリーナーで綺麗になると言えども、ゴミ取り用のフィルター部分が汚いままだといけませんので綺麗にしていきたいと思います。
洗濯槽の掃除
今回は酸素系のクリーナーを使用しました。取れた汚れが目に見えてわかりますのでww
今回使用したのは、アリエールの洗濯槽クリーナーです。
ドラム式には対応していないので、使用しないよう注意してください(-_-)
ちなみに今回は3か月ぶりくらいの洗濯槽洗浄です。
洗濯槽洗浄|つけ置き・カビを取り除く作業
軽く洗浄運転させ、つけ置きします。取説通りにお湯を使用して行いました。
細かく浮き出たカビを取ったほうが排水溝が詰まる危険性は少ないです。
洗濯槽洗浄|すすぎ・排水
こまめにカビの除去もしていましたし、洗濯機そのものにほこりフィルターもついていますが排水後にこんなにカビが残っています。こりゃ初めて洗濯槽洗浄した際などは詰まりそうですね(;゚Д゚)
洗濯機のほこりフィルターにもこんなにトラップされています。
こうやって見ると、こんな汚いところで洗濯していたのかと思うとゾッとします。
洗濯槽洗浄|こんなにも綺麗になりました
ざっくりの説明ですがかなり綺麗になりました。そして匂いが全然違います!!いい匂い(正確には臭くない無臭)です!!
簡単に説明しちゃいましたが、正確にはつけ置きしながら、浮いているカビ取りをこまめに行って、尚且つ数回洗浄モードで動かして…と半日ほどかかりました。
最後に
洗濯槽はどうしてもカビが発生してしまうため、定期的に洗濯槽洗浄が必要となってきます。体の事や洗濯物の生地の事を考えると酵素系が望ましいかと思います。
しかし、今後の除菌・カビ発生の予防を考えると塩素系も使用したいところです。併用が理想かもしれません。
また、洗濯機が痛むという意見もあり体に優しいものという選択だと、重曹やクエン酸を使用する方法もあるそうなので今後使用してみたいと思います。
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